2017年7月23日日曜日

わらべ歌 夏の巻のこと


7月23日:日曜日にわらべうた夏の巻を開きました。
夏のあそびのトップは「たんじたんじ七夕又来年ござれ」です。
七夕🎋飾りをみんなで作りました。
七夕飾りを見ていると、心が涼やかになります!
特に白い半紙で作った“投網”は、本当に美しく風を含みサラサラとゆれます。

作った事がありますか?
ハサミで切ったあと紙を広げ、ほどく時ワクワクします!!
五色の紙テープと投網
そして霧島地方のホオズキと紙の着物の飾り物
伝承されたもので飾りました。

公民館の方が10メートルもあろうかという青々とした孟宗竹を用意して下さいました。

みんなで楽しく飾り付けました。
さえぎる物のない大空に七夕飾りがふわっと浮き上がり、
まるで水を得た魚の様に風に泳いで見えました。
風に乗ってしなやかに流れる姿をいつまでも見ていたかったです。

お部屋では“でんでん虫🐌”の遊びをしました。
全員で手をつなぎクルクルと渦を巻き少しずつほどいていくスリリングな遊びです。
初めて参加した2歳の子が嬉しくて、
みんなの輪の中でおふざけをしました!
でもみんなは微笑ましく見守っています🙌本人は優しいエネルギーをもらって満足してお母さんのところに帰って行きました。
2歳から70歳の人が一緒にひとつの遊びで楽しむ!
やかましいスピーカーから流れる音もなく
みんなの歌声が響きあって
時には泣き声も音楽の一部となり
笑い声の中で昇華していきました。
心地よいひとときでした。

七夕飾りがサラサラと風になびいているのを見ながら、腹ペコになってお昼ご飯を食べに帰りました。ちなみにランチは豚骨ラーメン🍜でした。

2017年6月2日金曜日

春のお出かけ

大自然のふところにある
ここ霧島は、一歩出ると心が癒やされる所がいっぱいです。
日本の四季を満喫できるのです
春のおでかけを紹介します。

場所:高千穂のの裾野~しかの原
時:6月はじめ
見どころ:ミヤマキリシマの群生

高千穂の峰登山口に、古宮があります。
霧島神宮が以前在った所です。
高千穂の峰を御神体に、松の木一本が中央に奉られている清浄な神域です。

ここで参拝し、20分ほど平たんな道をとろとろと歩いていくと、ぱーっと開けて
ミヤマキリシマの群生があらわれました!
美しい紅紫色の花びらがお日様のエネルギーをもらい
絨毯の様に何処までも広がっていました。
目を転じると高千穂の峰の山ひだもミヤマキリシマのスカートをはいています!
その美しさにしばし絶句!







カッコウ、ホトトギス、名前も知らない
小鳥達の鳴き声に包まれて、天国に居る様なひと時でした。

あの新燃岳の大噴火を受け灰や火山礫でどんなに熱かったことでしょうか!
しかし、地に根をしっかり張って再び花を咲かせる時をじっと待っていたのです。
なんと逞しいことでしょう。

大いなる大自然の懐に包まれ今、生かされている事に深く感謝した一日でした。

2017年5月5日金曜日

わらべ歌♪ 春の巻のこと

4月23日日曜日にわらべうた春の巻を開きました。

春のあそびのトップは
「たけのこ芽だした、花咲きゃ開いた、ハサミで
ちょん切るぞ、えっさえっさえっさっさ」です。

大人も子どももジャンケンで盛り上がりました。

次に、霧島のわらべうたは欠かせません
「今年のつばな」です。
鬼ごっこですが、遊びのなかでかごっま弁
鹿児島の方言)の問答が始まります。
あたいもかたっしゃい!(私も仲間に入れて)
と、鬼が寄ってきます。
「いやべ~etc
この鹿児島弁のやり取りを子どもたちは、口真似で喋ります。
五感でニュアンスを受け取りながら…
そしてクライマックス
だいかさんのおかずはヘビのおかず゙」
鬼ごっこが始まりました!
ワーワーと、言いながら心を開放して遊びこむ
このひと時が、わらべうたの醍醐味ですね

後半は、まりつきと、草花人形作りです。
シロツメクサ、かたばみ、キツネのボタンetc.のお顔が愛らしいです。
ギシギシの葉で着物を着せて大自然の素材の作品のできあがりです

~写真をご覧ください。
あっという間の90分でした。
たっぷり遊んで、心も体も大満足\(^_^)/
また、夏の巻でお会いしましょうね~

2017年5月1日月曜日

顔あそび

鹿児島のわらべ歌で 
「ハナチャン リンゴヲタベタイノ ハナチャン」
というのがあります。

トナエの歌ですから、語るように遊びます。

私自身遠い記憶の中で遊んでもらった思いでがあります。

わらべ歌教室の子どもたちもお母さんと向き合って、
お顔を人差し指で触れてもらいます。
リンゴのようなホッペを優しくつつくと、一歳の
赤ちゃんはうっとりした顔で歌を聞いています。
大好きなお母さんの声と、心地よい顔の刺激で幸せ
一杯の表情を見せてくれます。愛のエネルギーが心
に満たされる瞬間です。

昔から、顔あそびは各地で伝承されてきました。

今風の落ち着かない音楽の勢いに負けて、
かき消されないようにと願っています。